ドコモ、au、ソフトバンクのユーザーが格安料金のスマホに乗り換えるには

カクだよ。格安スマホ・格安SIMのことはちょっと詳しいよ。

ああ、安い料金って、格安スマホのことだね。

もちろん、ホントに安いよ。今、払っている携帯代の半分ぐらいにはなるよ。あるいはそれ以下にもなるかも。

もちろんだよ。新しい会社ばかりだけれど、その親会社は有名な大企業だから心配しなくてもいいよ。たとえば楽天市場とか関西電力、ソニーとかだから。

説明すると長くなるけど、簡単に言うとキャリアの通信設備を借りることで自分では設備投資にお金をかけないことと、店舗やスタッフなどギリギリ抑えて経費がかからないようにしているからなんだ。

詳しくはまた別の機会に話してあげるけど、通信エリアとかもキャリアと同じだから心配しなくていいよ。

うん、さっきも言ったように経費節減のために運営ショップは少ないんだ。ほとんどがインターネットからの申し込みなんだよね。

うん、まずは格安スマホの会社の公式サイトから申し込むんだ。まずは気に入ったMVNO（格安スマホの会社）を決めたら、1ヶ月のデータ容量のプランを決めるんだ。

データ容量というのはキャリアではパケットと呼んでいるのと同じと考えていいよ。各会社ともにデータ容量をいくつにするかで料金が変わってくる。GB（ギガバイト）という単位で表示されているけど。

GB数量が多ければ多いほどインターネットやアプリを利用できることが多くなるわけさ。

まあ、3GBぐらいでいいと思うよ。平均的には1ヶ月3GB以内の人が多いということだから。それに後から変更もできるしね。

ああ、利用してみて足りなければ増やせばいいし、多ければ減らせばいい。1ヶ月単位で変更できるから。

うん、シム君はドコモに今、加入しているのだろう。そのドコモの電話番号をそのままつかうのなら番号の移行手続きをしなくてはいけないんだ。

いや、簡単だよ。ドコモなら今、使っているスマホからドコモの151番に電話してMNP予約番号（携帯電話番号ポータビリティ予約のこと）を教えてくださいと言えばいいんだ。そしてその番号をメモしておけばいい。

そうだね。あと、申し込みの連絡用にネットのフリーメール（無料）を取得しておいた方がいいね。Gmailが一番おすすめ。

あと、もう二つ用意しておいた方がよいものがある。支払用のクレジットカード、それと本人確認書類（運転免許証や健康保険証など）が必要が必要だ。

シム君はiPhoneを持っているのだから先に写真を撮って保存しておけばいいよ。

さあ、準備ができたら申し込みだ。ここでは僕のおすすめのmineo（マイネオ）という会社を例にとって進めてみようか。

mineoはドコモの通信回線のDプランとauの通信回線のAプランがあるんだ。シム君が使っているのはドコモのiPhone 6だよね。ならばドコモの通信回線のDプランを選ぼう。

そう、でもシム君はさっきも言ったように平均的なデータ通信量の3GBでいいと思う。2GBでもいいかもしれないけれど、3GBと100円しか違わないのでここは余裕をもって3GBを選ぼう。

シングルタイプは通話ができないんだ。例えばタブレットを使う人とかが利用することが多いんだ。あと、ガラケーと2台持ちにして通話はガラケー、ネットやゲームはスマホといった使い方をする人もいるね。

そう、じゃあいよいよ公式サイトから申し込もうか。Dプランのお申し込みはこちらをクリック。お申し込み手続きのページへ移動。

シム君は左側の「エントリーコードをお持ちでないお客様」選んで次のページに行こう。

プランの種類を選ぶページだ。シム君は右側のDプラン、通話もできるデュアルタイプ、「コースを選ぶ」は3GB、その下の「端末購入有無」はiPhone6を持っているから右側の「SIMカードのみ」を選ぼう

次はSIMカードの種類だね。これはSIMカードのサイズ、大きさのことだね。スマホによってカードのサイズが違うんだ。iPhone6なら「nano Sim」だね。iPhoneは5以降はすべてnano SIMが使われているよ。

電話番号移行の手続きのページ。シム君は前の番号をそのまま使うから「MNPする」にチェックして次へだ。するとページが更新されて「MNP予約番号」「現在お使いの電話番号」「MNP予約番号の有効期限」の項目を入力して次へ。

ここから先は契約者情報やクレジットカードの番号、本人確認書類のアップロードなどで終わるよ。

そう、これだけで来月から数千円の節約ができるんだからいいだろう。これ、年間にしたら大きい金額になるよ。