

新規参入したモバイル通信事業者(MVNO)が扱う格安な高速データ通信回線(SIMカード)を提供するサービスと格安なスマホ本体との両方、またはいずれか指す総称です。従来の携帯電話会社(NTTドコモ、au、ソフトバンク)より料金が安いことで人気があります。
シニア(中高年)の方もいわゆるガラケーからスマホに変えたいという人が多くなっています。その理由として
という方も多いようです。そう、若い方が楽しそうにLINEをしたり、写真を撮ったりするのを見て自分でも経験したいと思ったのでしょう。
パソコンと違ってスマホは慣れてしまえば、そんなに難しいものではありません。
ぜひ、スマホを使いこなしたいものですが、今までスマホを使いたいと思っても、いまいちためらう理由の月額料金が高いということもあったと思います。
たしかにキャリアと呼ばれる大手携帯電話会社(ドコモ、au、ソフトバンク)のスマホだと安くても月額7.000円~8,000円以上かかると言います。
ちょっと負担が大きいですよね。
でも、大丈夫。最近では月額料金が安いうえにスマホ本体もリーズナブルなMVNO(格安スマホ)という事業者が増えてきたのです。
今までより低額でスマホを利用できます。
しかも安かろう悪かろうということはありません。
十分使えます。
格安スマホなら、月額料金が安いので気軽にシニアの方にもスマホを利用することができるでしょう。
まずは上記1の大きくきれいな画面でということで。5.0インチ以上の大画面液晶のスマホを選びましょう。そろそろ目をも衰えてくるお年頃ですので画面は大きく見やすい方がよいですし、操作もしやすいです。
カメラ機能もアウトカメラ(風景やスナップ写真を撮る)が1000万画素以上のものを選びたいものです。インカメラ(自撮り用)なら500万画素以上がほしいです。
音声検索はGoogle(グーグル)という会社が開発したアプリ(スマホ上で動くソフトウェアのこと)が格安スマホ本体にインストールされているので問題なく利用できます。
このアプリは手打ちをしなくて音声で検索できるので、お年寄りにも親切な機能になっています。
と、ここまで書いてきて従来ならばシニアにおすすめするスマホはキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の「らくらくホン」的なものになるのですが、格安スマホが出てきたおかげで、より低料金でスマホが利用できます。
スマホを使ってみたいと思っても、いまいちためらう理由のひとつとして料金が高いということがあったと思います。
しかも今どきは”安かろう悪かろう”などということはなく、十分、実用的に使えます。
もし、キャリアでスマホを契約すれば最低でも年間で7万円~9万円円になってしまうこともあるでしょう。
言ってしまえば、たかだか電話にそんなに使うなんてもったいないと思いませんか?
上記したようにキャリア以外の格安スマホでも、電話をかけられますし、きれいな写真も撮れます、人気のアプリLINEでお友達や家族、お孫さんとやり取りできます。
わざわざ文字を入力しなくても、話しかけることで検索することもできます。
それらがキャリアのスマホより半分以下の月額料金で利用できる場合もあるのです。
だいたいにおいて、格安スマホができた経緯は、政府が主導して携帯電話料金を下げる意味で業界に指導してできたものです。なので怪しいものではありません。
それに、通信回線もドコモを中心としたキャリアの通信回線を利用しているので通信エリアも通信速度もそれほどキャリアと変わりません。(一部、時間帯につながりにくい場合はありますが。)
この政府もおすすめの格安スマホを利用しない手はないでしょう。
そこで、このページでは、まず当サイトがおすすめるシニア向けのスマホ本体をを紹介し、その機種を扱う会社を紹介します。
スペック
まずはHUAWEI P10 lite。SIMフリースマホで超人気のHUAWEI社のコストパフォーマンスが一番優れたスマホ本体です。
5.2インチフルHDの大型液晶なので見やすいです。カメラも1200万画素というデジカメ並みの機能を持っています。
メモリはRAMで3GBサクサク動きます。ROMも32GBあればたくさんのアプリを利用することができます。
スマホのエンジン部分と言えるCPUはオクタコア2.1GHzx4+1.7GHzx4 Kirin 658。29,800円(扱い会社により価格は変動あり。)のスマホとしてはたいへん優れています。
2万円~3万円ぐらいの価格のものなら絶対的なおすすめスマホです。
新規に購入するなら、iPhoneみたいに8万円~13万円もするスマホは必要ないと思います。
iPhoneはたしかに優れた製品ですが、いわゆるブランド品なので高いです。コスパに優れているとは言えません。
もちろん、今キャリアで購入したiPhoneが手元にあるなら、そのままSIMカードを差し替えて使えばよいのですが。
スペック
もうひとつ、シニアの方におすすめのスマホはAQUOS sense lite SH-M05です。
シャープ製のAQUOSスマホ。定評のある5インチ IGZOディスプレイを採用し、おサイフケータイに対応しています。
メモリははHUAWEI P10 liteと同じ3GB/32GB、カメラ機能は1310万画素/500万画素、バッテリーは少し少なく2700mAhとなっています。
CPUもそこそこよいです。全体的にはバランスのよいスマホに仕上がっているでしょう。
モバイルsuicaやQUICPay(クイックペイ)のおサイフケータイ機能を使いたいならこのAQUOS sense lite SH-M05が最適です。
おすすめの2機種を扱っている会社を紹介します。
若い人と違ってスマホを使い倒すというわけでもないでしょうから、データ通信容量のプランは1GB~3GBぐらいで十分でしょう。
1GBぐらいでもよいのですが、3GBと月額料金はあまり違いはありません(差額は100円ぐらい)。
アプリやインターネットをたくさん使えばデータ通信容量が消費されてしまいます。
なので余裕をもって3GBを選んだ方がよいかもしれません。
■各社のプランの詳細は社名をクリック
会社名 | HUAWEI P10 lite | AQUOS sense lite |
BIGLOBEモバイル![]() |
24回分割1,240円 | 24回分割1,380円 |
扱い無し | 一括33,800円 24回分割1,460円 |
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一括27,600円 24回分割1,150円 |
一括33,000円 24回分割1,375円 |
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一括29,980円 24回分割1,594円 |
一括29,800円 24回分割1,584円 |
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一括26,800円 24回分割1,200円 |
一括29,800円 24回分割1,250円 |
|
楽天モバイル![]() |
一括29,980円 24回分割1,349円 |
一括29,800円 24回分割1,341円 |
月額料金の例
たとえば表の一番上のBOGLOBEモバイルでHUAWEI P10 liteを選んだ場合、機種代金が24回分割で1,240円。
3GBの音声通話付き高速データ通信のSIMで月額1,600円。
これに初月のみプラン申込手数料 3000円、SIMカード準備料 394円かかります。
足すと、初月のみ6,234円。翌月から2,840円ということになります。また、機種代金支払いが終わる26か月目以降は月額1,600円で利用することができるわけです。
キャリアなどのスマホが手元にある場合は月額基本料金1,600円(税別)で、すぐに使えます。
キャリアに比べたらかなりお得だということがわかるでしょう。
各社のプランや料金の詳しいことは表の社名をクリック(タップ)してください。
高評価MVNO(モバイル通信事業者)8社のプラン、月額料金、特長端末などを一覧表にして掲載。↓ おすすめ・人気の格安SIM・格安スマホの最安値を比較 |
BIGLOBEモバイル
インターネット接続プロバイダー。
オプションに「エンタメフリープラン」というのがあり、月額480円でYoutubeとAmebaTVなどの動画が見放題とプランがあります。
動画はデータ通信容量が大量に消費されるので動画をたくさん見たい方にはおすすめできます。
mineo(マイネオと読みます)
mineoは関西電力系の会社でバックボーンもしっかりしているので安心して利用できると思います。
特長としてはドコモの通信回線とauの通信回線の2つを利用できることでしょう。好みの通信回線を選ぶことができます。
LINEモバイル
今や大人気、ほとんどのスマホ利用者が入れているという「LINE」の運営会社のモバイル通信サービスです。
MVNO(格安SIM)業界にLINEが乗り出すというので、どんなサービスなのか期待感が大きかったです。
やはり、得意のSNSのカウントフリーという新アイデアを引っさげて登場でした。プランもシンプルでわかりやすいと思います。
DMMmobile
DMMmobileは料金プランの安さが売りの会社です。親会社はDMM.comでオンライン動画などで飛躍的に成長した会社です。
この会社はデータ容量のプランの多さが特長でライトプランから20GBまで10個のプランがあるので使い勝手で選ぶことができます。(料金はもちろん変わってきますが。)
IIJmio
IIJmioはインターネットのプロバイダなどで知られており、この格安スマホの老舗といってもよいかもしれません。技術的な対応などは常に先端をいっていると思います。
IIJmioではひとつの契約で複数のSIMカードを使えるということです。たとえば、3GBの契約でスマホとタブレットの両方に使う、あるいはファミリーシェアプランで家族4人で月額5,760円(10GB)という使い方もできます。
この辺は使い方の状況でかなりお得な利用の仕方ができると思います。
楽天モバイル
楽天モバイルは言わずと知れた通販の会社、楽天市場の系列会社です。楽天市場の通販を利用している人には特典などのメリットがあります。
そして楽天モバイルも本体、データ容量、無料通話がセットになっています。楽天モバイルは通話が5分以内なら何回でも無料です。5分以内という時間制限はありますが、何回でもOKというのはいいですよね。電話をたくさんかける人にはいいですよね。
ただ、月額料金は2年目以降、3年目以降と複雑な変わり方をします。(最低利用期間24か月)
格安スマホを契約するには、まずはデータ容量を決めなければいけません。
各社の公式サイトに掲載されているプランの中からGB(データ容量)をいくつにするのか。
毎月どのぐらいのデータ量の消費をするのか。このデータ量によって料金が変わります。
このデータ量を決めてからスマホ本体(端末)をどうするのか、新しく購入するのか、今まで使っていたものを再利用するのかという流れになります。
スマホの基本料金はデータ容量(GB=ギガバイト)で決まります。大手キャリア(ドコモ、ソフトバンク、au)だと1GB~30GBの幅で料金設定されていますが、シニアユーザーの方なら1GBぐらいで十分だと思います。下の表を見てください。
1ヶ月のデータ容量1GBでできること。※それぞれの操作のみを行なった場合を示しています。※ワイモバイルのデータより引用
メールの送受信 | インターネットの閲覧 | 動画の視聴 | 音楽のダウンロード |
---|---|---|---|
およそ2090通/月 | およそ3,490ページ/月 | およそ4時間30分/月 | およそ250曲/月 |
上の表を見ていただければわかると思いますが、1GBでこれだけのことができます。
スマホでデータ量をたくさん使うのはなんといっても動画です。若い方などはYouTubeなどの動画サイトを見まくってすぐにデータ量がいっぱいになったりします。
しかし、シニアの方ならそれほど動画を見るということも少ないのではと思われます。
動画を別にすれば上の表のメールの送受信、インターネットの閲覧、音楽のダウンロードなどを考えれば十分すぎるほどのデータ量ではないでしょうか。
今、人気のアプリであるLINEや写メを取ったりしても1GBでこと足りるでしょう。
ただ、格安スマホの場合は1GBも3GBもそれほど料金が変わらないので余裕を持つ意味で3GBをおすすめします。
シニアの方が使うスマホとしては料金のことはもちろん大事ですが、スマホ本体(端末)の仕様や性能と言うことも考えなくてはいけません。
大型の液晶の方がシニアの方には見やすいだろうし、使いやすさといったことも考えた方がいいでしょう。
そういう点でのおすすめはHUAWEI P10 liteです。
液晶ディスプレイは大型5.2インチで見やすいです。カメラ機能も背面のメインカメラ1200万画素、インカメラが500万画素と十分です。その辺のデジカメに匹敵すると言ってもよいでしょう。
また、HUAWEI P10 liteはバッテリーの持ちが良く使いやすいスマホだと評判です。
もちろん、おサイフケータイ機能を使いたいならAQUOS sense lite SH-M05。
また、すでにキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)で購入したスマホを持っている方は新たに購入することはないです。
もったいないですから、SIMカードを入れ替えてそのまま使いましょう。(格安スマホの会社の場合、スマホ本体は買わなくてもよいのです。)
※他の参考ページもあります。→ 中高年向け(シニア向け)でも簡単に使える格安スマホ
普通に使いたいのだけれど、スマホで使うデータ容量の標準は何GB?
▼どこがいいの?初めての格安スマホ
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